ハイブリッドクラウドとは

ハイブリッドクラウドは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミスインフラストラクチャの要素を、単一の共通かつ統一されたアーキテクチャに統合し、混在IT環境間でのデータとアプリケーションの共有を可能にします。ハイブリッドクラウド環境では、企業には、ワークロードを最適な設定で実行し拡張するオプションがあるだけでなく、異なる環境間でワークロードを迅速かつ容易に移動できる柔軟性も備えています。

例えば、ハイブリッドクラウドモデルでは、組織はEメールやインスタントメッセージのようなウェブベースアプリケーションのホスティングなど、大量かつ低リスクのアクティビティにパブリッククラウドを活用することができます。一方、プライベートクラウドは、支払いの処理や個人データの保存など、より高度なセキュリティを必要とする機能向けに確保することができます。そうすることで、企業はパブリッククラウドのコスト削減を活用しながら、特定の機能についてはより高いレベルのセキュリティやコンプライアンスを維持することができます。