三菱 UFJ 銀行が CrowdStrike のレッドチーム演習を採用
CrowdStrike(NASDAQ: CRWD)の日本法人であるクラウドストライク合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:尾羽沢 功、以下クラウドストライク)は本日、株式会社三菱UFJ銀行(以下MUFG Bank)が脅威ベースのペネトレーションテスト(TLPT)の実施のため、CrowdStrike Servicesのレッドチーム演習を採用したことを発表します。顧客環境に存在する侵害につながる可能性のある問題を特定するために必要な深い専門知識と技術力を有していることが、クラウドストライク採用の決め手となりました。
国内最大の金融グループの銀行であるMUFG Bankのサイバーセキュリティ推進部では、高度化・巧妙化する攻撃から国内外のシステムを守るため、サイバーセキュリティに対する組織全体の取り組みを統括しています。そして、第三者の視点でこれらのセキュリティ対策の実効性や有効性を検証するため、毎年、脅威環境に応じたテーマを定めてTLPTを継続的に実施しています。
今回のテーマは、海外拠点を利用した攻撃に焦点を当てたものとなりました。他社事案において海外拠点を踏み台にした日本国内への不正アクセスが確認されていることから、今回は海外拠点から日本国内への侵害を対象としたTLPTを実施することとしました。
クラウドストライク2023年度版脅威ハンティングレポートによると、金融業界では対話型攻撃による侵入が前年比80%増加し、4番目に標的とされた業界となりました。
選定にあたってMUFG Bankは、複数のセキュリティベンダーの提案を評価し、その有効性を検証しました。クラウドストライクのレッドチーム演習は、顧客の環境や問題に合わせてカスタマイズして提供されます。MUFG Bankは、クラウドストライクの提案が包括的であり、検知・防御体制を評価する方法について最も具体的であった点を評価しました。
MUFG Bankがクラウドストライクのレッドチーム演習を高く評価し、他社との主な相違点として上げた点は以下になります。
- リスクの特定とセキュリティ対策の強化
- 効果的なレポート
- 全社的なプロジェクト管理体制の強化に貢献