CrowdStrike、高度な脅威からクラウドアプリケーションを保護するための攻撃者特化型CNAPP機能を導入
エージェントベースとエージェントレスの保護機能を備えたクラウドセキュリティをFalconプラットフォームで提供し、 クラウド環境を保護するために組織で必要となる柔軟性を実現
テキサス州オースティン– 2022年4月27日 – クラウドネイティブのエンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データ保護のリーダー、CrowdStrike(NASDAQ: CRWD)は本日、クラウド環境とワークロード向けの脅威ハンティングを加速し、対応までの平均時間を短縮するための、攻撃者特化型の新たなクラウドネイティブ・アプリケーション・プロテクション・プラットフォーム(CNAPP)機能を導入しました。Falconプラットフォームから提供されるこの新機能は、高く評価されているCrowdStrikeのFalcon Horizon(クラウドセキュリティポスチャ管理、CSPM)とFalcon Cloud Workload Protection(CWP)モジュールを、共通のクラウドアクティビティダッシュボードで統合するものであり、セキュリティチームやDevOpsチームによるクラウドセキュリティの問題の優先順位付け、ランタイムの脅威への対応、クラウド脅威ハンティングの有効化に役立てることができます。このアップデートには、Falcon Fusion(CrowdStrikeのSOARフレームワーク)を使用してAmazon Web Services(AWS)で自動修復を行う新たな方法、Google Cloud Platform(GCP)向けのミスコンフィギュレーションの新しいカスタム指標(IOM)、Microsoft AzureでIDベースの脅威を防ぐ新たな方法などが含まれます。 CNAPPに対して攻撃者特化型のアプローチをとることで、エージェントベース(Falcon CWP)およびエージェントレス(Falcon Horizon)のソリューションをFalconプラットフォームから利用できるようになります。これにより組織は、継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)パイプラインやAWS、Azure、GCPのクラウドインフラストラクチャにまたがるクラウドアプリケーションを保護する最適な手法の決定に必要な柔軟性を獲得できます。エージェントベースのCWPソリューションのその他のメリットは、部分的な可視性のみを提供し、修復機能に欠けるエージェントレスのみのソリューションとは異なり、ランタイム前とランタイム時の保護が可能になる点です。 CrowdStrikeの最高製品責任者兼最高エンジニアリング責任者、アモル・クルカルニ(Amol Kulkarni)は次のように述べています。「市場において、CrowdStrikeを他のベンダーと差別化する要因は、CrowdStrikeがエージェントベースとエージェントレスのソリューションを提供していることです。これにより組織は、包括的な可視性に加え、検知と修復の機能を獲得し、クラウドインフラストラクチャを保護できるようになります。また、マルチクラウドおよびハイブリッドクラウド環境向けに、クラウドワークロード、コンテナ、Kubernetesの侵害保護機能も提供しており、組織はこれを利用して、150以上のクラウド攻撃者に関するリアルタイムのアラートやレポートを受け取ることができます。CrowdStrikeの業界トップの脅威インテリジェンスを活用するCNAPPに対する攻撃者特化型アプローチで、クラウド侵害を防止するための最適な備えを実現できます」 CrowdStrikeの攻撃者特化型CNAPP機能には、以下の機能が含まれます。 Falcon HorizonとFalcon CWP向けの一元化された新コンソール- クラウドアクティビティダッシュボード。Falcon HorizonのCSPMインサイトとFalcon CWPのワークロード保護を単一のユーザーエクスペリエンスに統合することで、重要な問題に優先順位を付け、ランタイムの脅威に対応して、クラウド脅威ハンティングを実現します。これにより、調査と対応が加速されます。
- AWS向けの自動修復ワークフロー。Falcon Fusionを活用するガイド付きの自動化された修復で、脅威に対応します。ワークフローでは、問題の修正やインシデント解決までの時間の短縮に必要となるコンテキストや規範的ガイダンスを活用できます。
- Azure向けのIDアクセスアナライザ。IDベースの脅威を防ぎ、Azure ADグループ、ユーザー、アプリが最小権限の原則に基づいて割り当てられた権限を持つようにします。この機能は、Falcon Horizonに既に搭載されているAWS向け IDアクセスアナライザ機能を拡張するものです。
- GCP向けのミスコンフィギュレーションのカスタム指標(IOM)。ビジネスの目標に沿ったカスタムポリシーで、すべてのクラウドデプロイメントにセキュリティが組み込まれるようにします。この機能は、Falcon Horizonに既に搭載されているAWSおよびAzure向けのカスタムIOM機能を拡張するものです。
- Falconによるコンテナの検知。機械学習(ML)、人工知能(AI)、攻撃の痕跡(IoA)、詳細なカーネルの可視性、侵害のカスタム指標(IoC)、振る舞いベースのブロックで、コンテナを標的とするマルウェアや高度な脅威に自動的に対抗します。
- 不正コンテナの検知。コンテナのデプロイや廃止が行われる中において、最新のインベントリを維持します。また、不正イメージをスキャンして、攻撃のエントリポイントとして使用される可能性がある、特権または書き込み可能として起動されたコンテナを特定して停止します。
- ドリフトコンテナの防止。ランタイム時に作成または修正された新しいバイナリを検出して、コンテナの不変性を確保します。
- CrowdStrikeの攻撃者特化型CNAPPアプローチについては、弊社のブログをご覧ください。
- CrowdStrikeは先日、「The Forrester Wave™: Cloud Workload Security, Q1 2022」レポート1でStrong Performerに選ばれました。[1]