クラウドストライク、業界初のAIを活用したIoA機能をCrowdStrike Falconプラットフォームに導入し、最も高度な攻撃の特定を可能に
世界で最も豊富な脅威インテリジェンスでトレーニングされた新たな検知および対応機能で、
攻撃者が利用する新出の手法から組織をプロアクティブに保護
クラウドネイティブのエンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データ保護のリーダー、CrowdStrike(NASDAQ: CRWD)の日本法人であるクラウドストライク株式会社(本社:東京都港区、カントリー・マネージャー:尾羽沢 功、以下クラウドストライク)は本日、業界初となる人工知能(AI)を活用したIoA(Indicator of Attack:攻撃の痕跡)機能を発表しました。これは、ファイルレス攻撃からの大規模な保護を実現し、密かに発生するクラウド侵害に対する可視性を強化する新たなイノベーションです。CrowdStrike Falconプラットフォームで提供され、CrowdStrike Security Cloudを活用するこれらの新しい検知および対応機能は、新たな攻撃手法を阻止するものです。この新機能により、組織は脅威の検知と対応のライフサイクルをスピードと規模、そして精度の面で最適化することができます。なお、本機能は、世界と同時に日本でも提供されています。 CrowdStrikeは、10年以上前にIoAを考案しました。IoAは、攻撃に使用されるマルウェアやエクスプロイトに関係なく、実際の攻撃者の振る舞いに基づいて侵害を阻止するという、まったく新しいアプローチをもたらしました。さらに、CrowdStrikeはサイバーセキュリティにおけるAI適用の限界を押し広げ、最も高度な新手の攻撃を特定し、阻止してきました。そして今、CrowdStrikeは強力なAI技術を活用して、マシンがもたらすスピードと規模を実現する新しいIoAを構築します。 CrowdStrikeの最高製品責任者兼最高エンジニアリング責任者であるアモル・クルカルニ(Amol Kulkarni)は、次のように述べています。「CrowdStrikeは、業界トップクラスの IoA機能で最も洗練された攻撃を阻止する手法の先駆者です。IoA機能は、セキュリティチームが簡単には変更できない痕跡である攻撃者の振る舞いに基づいて脅威を阻止するという、革命的な手法を確立しました。そして今、CrowdStrikeはAIを活用したIoAの導入により、再び革命を起こそうとしています。この機能は、組織がCrowdStrike Security Cloudの力を活用して、マシンがもたらすスピードと規模で攻撃者の振る舞いを調査し、実現できる最も効果的な手法で侵害を阻止することを可能にします」 Falconプラットフォームの新機能には、以下が含まれます: 業界初のAIを活用したIoA 現代の組織は、拡大する攻撃対象領域を新しい脅威や攻撃者の戦術から防御するプレッシャーにさらされています。組織は、Falconプラットフォームで以下を実現できます。- かつてない速さで新しいクラスの攻撃を検知:新たなIoAは、実際の攻撃者の振る舞いと世界で最も豊富な脅威インテリジェンスでトレーニングされ、継続的に学習するAIモデルで構築されており、新手の攻撃手法を特定します。
- 高精度な検知による自動化された防御の推進:使用される特定のマルウェアやツールに関わらず、一連の振る舞いに基づいて攻撃を阻止します。クラウドネイティブなAIモデルが新たに発見されたIoAとともにFalconエージェントに継続的に配信されます。
- 人間主導の専門知識でトレーニングされたIoAをクラウド規模でアクティブ化:CrowdStrikeの世界的に有名な脅威ハンティングチームがもたらすAIを活用したIoAを使用して洞察を統合することにより、誤検知を最小化し、アナリストの生産性を最大化し、脅威ハンティングを大規模に展開できるようになります。
- 最も高度なファイルレス攻撃を阻止:最高レベルのAI/MLとIoA検出を強化する高度なメモリスキャン手法を用いて、高度標的型攻撃(APT)やCobalt Strikeのような普及しているツールを阻止します。すべてのメモリを、これまでにない規模で極めて高速にスキャンできます。
- メモリスキャンの肥大化を抑制:Intel CPU/GPU向けに最適化された高性能メモリスキャン手法により、メモリスキャンの効果を損なっていた従来型のアプローチにおける重いリソースの制約を解消します。
- 設定された時間ではなく、振る舞いの発生時にメモリスキャンを実行:振る舞いベースのトリガーでスキャンを自動的に実行し、潜在的な侵害の発生後ではなくリアルタイムでファイルレス攻撃パターンを特定および阻止します。
- 密かに潜入するルートキットをハンティングして、その潜伏時間を短縮:Linuxカーネルに対する詳細な可視性を活用してキルチェーンの早い段階で悪意のあるアクティビティを特定し、隠れた新手のLinux攻撃の脅威ハンティングと調査を促進します。
- マネージドクラウドの脅威ハンティングを強化:CrowdStrikeが最近発表したFalcon OverWatch Cloud Threat Huntingサービスに基づき構築された、Falcon OverWatchエキスパート向けの新しいカーネルテレメトリーイベントで、クラウド環境における最も洗練された脅威を妨害します。
- CrowdStrike Falconプラットフォームの新機能に関する詳細については、弊社のブログをご覧ください。
- CrowdStrike Falconプラットフォームに関する詳細については、弊社のウェブサイトをご覧ください。
[1] Threat Hunting 101: Providing A Meaningful Definition For Threat Hunting(脅威ハンティング101:意義ある脅威ハンティングの定義を提供する)、Forrester Research, Inc.、2022年7月15日