クラウドストライク、Abnormal Securityへの投資と新しいパートナーシップを開始、振る舞いAIの力を業界トップクラスのXDRに組み込み、侵害を防ぐ
CrowdStrike Falcon Fundの投資が、広がる攻撃対象に対して防御を強化
クラウドネイティブのエンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データ保護のリーダー、CrowdStrike(NASDAQ: CRWD)の日本法人であるクラウドストライク合同会社(本社:東京都港区、カントリー・マネージャー:尾羽沢 功、以下クラウドストライク)は本日、同社の戦略的投資事業体であるCrowdStrike Falcon Fundが、振る舞いAIを活用したメールセキュリティプラットフォームのリーダーであるAbnormal Securityに対して投資を実施することを発表しました。 この投資の一環として、クラウドストライクとAbnormalは戦略的な技術パートナーシップを締結しました。CrowdStrike FalconとAbnormalの両プラットフォームの統合により、メールやエンドポイントへの攻撃に対し、業界最高レベルの検知および対応と、アカウントの自動修復機能を実現します。また、このパートナーシップ締結に伴い、AbnormalもCrowdXDR Allianceに参画することになります。両社は統合されたXDRを市場に提供することを計画しています。 Insight Partnersのマネージングディレクターであるステファン・ウォード(Stephen Ward)氏は次のように述べています。「私は以前、CISOとして従業員数十万人の保護を担当していました。その当時から攻撃のマルチチャンネル化は着々と進んでいましたが、この数年はその進化がさらに速まっています。Abnormal Securityとクラウドストライクという市場のトップを走る2社が協力し、戦略的パートナーシップを築いたことで、強力な統合XDRソリューションの誕生が大いに期待されます。また、私は、攻撃が対象を広げ巧妙さを増すなかで、このパートナーシップが、攻撃を阻止しようとする組織の助けとなり、セキュリティリーダーが現在のソリューションから最大限の効果を得られるようになることを確信しています」 Abnormalとクラウドストライクの最初の技術統合では、脅威に対する双方向の検知と対応が実現されます。CrowdStrike Falconプラットフォームがリスクを検知すると、Abnormalプラットフォーム内に自動的にアカウント侵害のケースが作成されます。これにより、セキュリティアナリスト(または自律型ポリシー)が即時にアクションを起こすことができるようになります。たとえば、認証レベルを強制的に上げる、ユーザーをログアウトさせる、セッションを切断する、パスワードのリセットを求めるなどの対応が可能です。反対に、Abnormalがメールアカウントの侵害を検知した場合は、リアルタイムのアラートによって、そのユーザーが自動的にFalconの監視対象ユーザーリストに追加され、再認証と調査が行われます。 Abnormal Securityの共同創設者でありCEOを務めるエバン・ライザー(Evan Reiser)氏は次のように述べています。「メールとエンドポイント機器は、組織に対する攻撃の入り口として非常によく使われます。迅速な検知と対応が重要ですが、複数ソリューションからのばらばらのデータを統合するためには人手が必要であり、これが足かせとなっています。私は、今回のクラウドストライクからの投資と、市場の方向を決定づける私たち2社のパートナーシップを大変嬉しく思っています。データのサイロを打ち崩し、XDR時代の統合されたソリューションを実現できると考えています」 CrowdStrike Falcon Fundは、クロスステージの投資ファンドであり、サイバーセキュリティ業界最大の企業ベンチャー組織です。このプログラムは、共通のミッションを持つ次世代のセキュリティリーダー企業群で1つのエコシステムを形成することを目的としています。CrowdStrike Falconプラットフォームとの深い技術的統合に、独自の投資を組み合わせることで、CrowdStrikeユーザーが最先端のサードパーティー機能を利用することを可能にします。 クラウドストライクのプレジデントであるマイケル・セントナス(Michael Sentonas)は次のように述べています。「CrowdStrike Falcon Fundの投資先としての前提条件は、次々と新しい手法を生み出す攻撃者から顧客を守るために、セキュリティの従来の主な区分を変えていこうとする企業であることです。Abnormal Securityの革新的なリスク認識型AIセキュリティプラットフォームは、巧妙なメール攻撃に対して有効性の高い防御を実現するとともに、侵害されたアカウントの自動修復も行います。Abnormal Securityは、魅力的な投資先であると同時に、魅力的な技術パートナーでもあります。Abnormal Securityの振る舞いAIというビジョンには、クラウドストライクのAIや機械学習のサイバーセキュリティへの活用アプローチと一致するところが非常に多くあります。Abnormalとの協力を深めることによって、最新の手法を使う攻撃者に対抗し、侵害を阻止したいと思っています」 お客様からのご支持 Comfort Systems USAの情報セキュリティ担当バイスプレジデントであるクリストファー・チャンバース(Christopher Chambers)氏は次のように述べています。「Comfort Systems USAは、お客様の最も重要なビルシステムを構築し、サポートし、保守しています。Abnormalとクラウドストライクの協力によって、これまでのソリューションでは検知できないことが多かった攻撃からも私たちの従業員が守られるようになることを期待しています。ユーザーが示す行動を、エンドポイントから、メール、認証ソースまでの全体で関連付けることができれば、セキュリティチームはアカウントを侵害する攻撃をいち早く発見して予防措置を講じられます」 Finance of America Companiesの情報セキュリティ最高責任者であるドルー・ ロバートソン(Drew Robertson)氏は次のように言います。「クラウドストライクとAbnormalからの高度な統合機能は、私たちのセキュリティインフラをさらに強固にし、包括的な対応をすばやく行うことを可能にします。このようなソリューションは、組織にとって強力な防御として働くだけでなく、大幅な時間短縮とプロセス効率化にもつながります」 追加の資料- 今回のパートナーシップの詳細については、Abnormal SecurityのCEOであるエバン・ライザー(Evan Reiser)氏とクラウドストライクのプレジデントであるマイケル・セントナス(Michael Sentonas)による動画をご覧ください。
- 技術統合の詳細については、製品デモをご覧いただくか、共同ソリューションの概要をご参照ください。
- CrowdStrike Storeからも、ぜひAbnormal Securityを訪れてください。