"CrowdStrike、Humio買収でインデックスフリーの次世代XDRに向けた業界最先端データプラットフォームを実現 "
カリフォルニア州サニーベール – 2021年2月18日 – クラウドベースのエンドポイント・ワークロード保護の業界リーダーであるCrowdStrike(Nasdaq: CRWD)の日本法人であるクラウドストライク 株式会社(本社:東京都港区、カントリー・マネージャー:河合 哲也、以下クラウドストライク)は本日、高性能クラウドログ管理と可観測性テクノロジープロバイダー大手であるHumioの買収に合意したことを発表しました。調整後の合意事項に基づき、CrowdStrikeは約4億ドルでHumioを買収する予定です。今回の買収契約は、慣習的な買収完了条件に従い、CrowdStrike会計年度の第1四半期中に完了する予定です。
CrowdStrikeは現在、業界の先駆的テクノロジーThreat Graph™で1週間あたり5兆件のセキュリティ関連イベントを処理する、業界で最も包括的なエンドポイント・ワークロード保護セキュリティソリューションを提供しています。今回Humioを買収することで、CrowdStrikeは、あらゆるログ、アプリケーションまたはフィードからのデータ取り込みと相関関係の分析によって自社のXDR(eXtended Detection and Response)機能をさらに拡充し、実用的な知見とリアルタイムの保護を可能にします。
XDRの基準を塗り替え
既存のセキュリティプロバイダーは、顧客が真のXDRを実現するために必要とする、正確かつコンテキストに基づいた知見を提供することができていません。専用のグラフデータベースで実行されるCrowdStrikeのクラウドスケールAIテクノロジーや、不要かつ無関係なデータの取り込みを削減する特許テクノロジーであるスマートフィルターなどの重要な技術進歩がなければ、コンテキストの欠けた、セキュリティチームが求める重要な知見が見えない複雑かつ大量なデータセットだけが顧客の手元に残ります。
Humioの業界最高のデータ取り込み・分析プラットフォームを統合することで、CrowdStrikeは他のベンダーが及ばないスピードと規模で、コンテキストに基づいた詳細なインデックスフリーのXDRを実現することが可能になります。CrowdStrikeは、エンドポイントイベントとネットワーク可視性、アカウントとアイデンティティに関する知見、オンプレミス、クラウド、あるいはコンテナなどの場所を問わない、すべてのワークロードから収集された大量のテレメトリとを組み合わせることで、サイバーセキュリティ業界のパイオニアとして、10年に渡りEDRとXDRの分野をけん引してきました。非構造化データと半構造化データの両方を取り込み、分析できるHumioのネイティブ機能により、ますます高度化するDevOpsやDevSecOps環境内の課題も含め、企業が抱えるITの課題に対処するCrowdStrikeプラットフォームの機能が強化されます。
HumioとCrowdStrikeの統合は、増え続ける大量のイベントやログデータの運用化という課題をついに解決する企業向けソリューションを実現し、組織が環境内のあらゆる構造化データと非構造化データを収集、観察、分析し、行動に繋げられるようにします。
CrowdStrike共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるジョージ・カーツ(George Kurtz)は、次のように述べています。「既存のソリューションについて市場を徹底的に調査し、Humioの成熟したテクノロジーアーキテクチャと実証済みの大規模な実行能力に非常に驚かされました。CrowdStrike独自のThreat Graphに搭載されているリアルタイムアナリティクスとスマートフィルター機能に、Humioの超高速ログ管理とインデックスフリーのデータ取り込み機能が加われば、当社のXDR機能は今までの市場にはないレベルまで劇的に加速します」
Humio 最高経営責任者(CEO)兼共同創設者であるジータ・シュミット(Geeta Schmidt)氏は、次のように述べています。「より成熟度と信頼性の高いセキュリティプログラムの確立をサポートするためのクラウドネイティブなデータプラットフォームでセキュリティ業界をリードしているCrowdStrikeに参画できることを非常にうれしく存じます。CrowdStrikeのSecurity Cloudは、Humioのテクノロジーを拡張しリーチを広げるだけでなく、お客様が豊富なデータに基づき意思決定を下す力を強化するというHumioのミッションを継続するために理想的なプラットフォームです」
Humioの実証済みのテクノロジーが、大規模でのスピードと精度を求める顧客の期待値を引き上げ
Humioの市場をリードする革新的なテクノロジーは、極めて要件の厳しい顧客環境に必要とされる、実証済みの有効性、強力な機能、使いやすさおよびスピードを実現します。世界中の主要な組織からの高い顧客満足度が、当該テクノロジー分野におけるHumioの優れたリーダーシップとパフォーマンスを証明しています。
世界最大規模かつ極めて複雑なサイバーセキュリティ組織であるNew York City Cyber Command(NYC3)は、100以上の政府機関においてサイバー脅威の防御、検知および対応に携わるほか、セキュリティポリシーの準拠を確保しています。NYC3は、実用的なインテリジェンスと知見を提供可能な最高レベルのテクノロジーを利用し、極めて膨大なデータセットを大規模かつ高速で処理しています。ニューヨーク市および市の複雑なインフラ(850万人以上のニューヨーク市民の健康と安全を支える資産)を守る、極めて重要な役割を果たしています。
ニューヨーク市最高情報セキュリティ責任者(CISO)兼NYC Cyber Command責任者のジェフリー・ブラウン(Geoffrey Brown)氏は、次のように述べています。「20種類以上のサードパーティツールを含め、各種セキュリティデータリソースを統合し、摩擦のない効率的な方法で実用的な知見を抽出できる、信頼性とパフォーマンスの高いデータ取り込み技術のお陰で、セキュリティ戦略全体を成功させることができました。様々な最先端テクノロジーを評価した結果、市場をリードするテクノロジーであり、超大規模に実行、分析し、コンテキストに基づいた対策データを素早く、正確に取得することができるHumioを選択しました」
CrowdStrikeとHumio:顧客が抱える真の問題を解決するイノベーションのビジョンを共有
CrowdStrikeとHumioは、コンテキストに基づいたデータによって、サイバーセキュリティ分野だけでなく、それ以外の分野でも、企業が抱える極めて重要な問題の解決をサポートするというビジョンを共有しています。CrowdStrikeは、エンドポイント、アイデンティティ、ネットワークエッジ、クラウドをカバーするプラットフォームを通じて、次世代のエンタープライズセキュリティとITオペレーションを強化する統合データ層を構築しています。CrowdStrikeはファーストパーティーとサードパーティ、両方のデータを読み込み分析する機能と、クラウドのスピード感で複雑な質問に答えを提供する機能によって、強力なデータプラットフォームを継続的に革新し、進歩させ、実世界における顧客の問題を解決します。CrowdStrikeは真の企業向けマーケットプレイスとクリックするだけで接続可能な統合機能を備えた唯一のセキュリティベンダーとして、CrowdStrike Storeのネイティブアプリケーションを充実させ、インテリジェンスと知見を活用し完全なXDRおよび自動ワークフローを実現し、パートナーが自主的にアクションを講じることを可能にします。
2016年に構築されたHumioのログ管理プラットフォームは、顧客がリアルタイムにあらゆるものを記録し、回答することのできる、最先端のパフォーマンスを誇るクラウドログ管理プラットフォームです。Humioの最新のインデックスフリーのアーキテクチャにより、あらゆるデータの探索や調査を超高速に、さらに大規模にも行うことが可能です。
調整後の合意事項に基づき、CrowdStrikeは約4億ドルを支払う見込みです。今回の買収金は主に現金で支払われますが、一部は未確定のHumio株式と引き換えにロールオーバー株式報酬として提供されます。提案されている買収契約は、慣習的な買収完了条件が満たされることを前提として、CrowdStrike会計年度の2022年度第1四半期中に完了する見込みです。CrowdStrikeは現金支払分を手許現金から調達し、今回の買収では7億5,000万ドルの回転信用枠は使用しない見込みです。CrowdStrikeは2021年1月20日に発行された7億5,000万ドル分の無担保優先社債の支払利息と発行手数料の支払いも予定しており、この7億5,000万ドル分の未使用の信用枠を合わせると、2022年会計年度から年間約2,500万ドルの信用枠となる見込みで
CrowdStrikeの最高テクノロジー責任者(CTO)であるマイケル・セントナス(Michael Sentonas)のブログをご覧ください。
※この資料は、米国時間2021年2月18日に発表されたプレスリリースの抄訳です。
CrowdStrikeについて
CrowdStrike® Inc.(Nasdaq:CRWD)は、サイバーセキュリティのグローバルリーダーであり、セキュリティ侵害を阻止するためにゼロから構築したエンドポイント・ワークロード保護プラットフォームにより、クラウド時代のセキュリティを再定義しています。CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、軽量なシングルエージェントによるアーキテクチャで、クラウドスケールの人工知能(AI)を活用し、リアルタイムで組織全体の保護・可視化を提供するとともに、ネットワーク内外でエンドポイントに対する攻撃を防止します。独自のCrowdStrike Threat Graph®を採用したCrowdStrike Falconは、世界で最も高度なセキュリティデータプラットフォームのひとつとして、世界中から取得した週5兆件のエンドポイント関連イベントをリアルタイムで相関分析しています。
CrowdStrikeが提供するクラウドネイティブのFalconプラットフォームは、お客様の環境の保護機能とパフォーマンスを高め、短期間で価値を提供します。
CrowdStrikeについて覚えておいていただきたいことはただ1つですー「We Stop Breaches」
Falcon Prevent™の無料トライアルが可能です。
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