CrowdStrikeがSecureCircleを買収 ゼロトラストによるデータ保護を強化
CrowdStrikeがSecureCircleの買収を発表、
エンドポイントを介したデータのダウンロード、使用、共有の可視化と制御が可能に
カリフォルニア州サニーベール ― 2021年11月1日 ― クラウドベースのエンドポイント・ワークロード保護の業界リーダーであるCrowdStrike Inc.(NASDAQ: CRWD)の日本法人であるクラウドストライク 株式会社(本社:東京都港区、以下クラウドストライク)は本日、エンドポイントのデータへゼロトラストセキュリティを提供するSaaSベースのサイバーセキュリティサービス、SecureCircleの買収について、合意に至ったことを発表しました。CrowdStrikeはこの買収により、業界をリードするデバイスやアイデンティティに対応したゼロトラストエンドポイントセキュリティ機能をデータにまで拡張します。全額現金で行われる本買収は、慣習的な買収条件を満たしたのち、CrowdStrikeの第4四半期に完了する見込みです。 CrowdStrikeはこれまで、企業にとってリスクの震源地であるエンドポイントを保護することで、クラウド時代のセキュリティを再定義してきました。SecureCircleの技術により、CrowdStrikeはデータ保護を革新させ、お客様によるデバイスレベル、アイデンティティレベル、データレベルでのゼロトラストの実現を可能にします。CrowdStrikeはSecureCircleと協力し、SecureCircleの革新的機能を活用することで、あらゆる組織を悩ませているデータ保護に関する複雑な問題を、エンドポイント上にあるCrowdStrikeの軽量Falconエージェントを介して提供される複数レベルでのゼロトラスト制御の実現という、シンプルなソリューションで解決します。 ゼロトラストによりデータ保護のあり方を再定義する 2021年のデータ損失防止(DLP)および関連技術の市場規模は、約30億ドルになると推定されています*。組織でレガシーDLPツールに何十億ドルもの投資がなされているにもかかわらず、偶発的な漏洩、ランサムウェア、高度な攻撃などを原因としたデータ侵害が、驚くべき割合で発生し続けています。DLPは失敗した技術であり、現在必要とされているのはユーザーエクスペリエンスに影響を与えずにデータを保護できるソリューションです。CrowdStrikeはSecureCircleの技術を活用し、データ保護を再定義します。すなわち、3段階(転送中、保存中、使用中)すべてのデータを暗号化することで、エンドポイント上およびエンドポイントで送受信されるデータの保護が可能になります。また、CrowdStrike Zero Trust Assessmentと組み合わせることで、個別のユーザーのゼロトラストのスコアに基づき、データアクセスと使用に関するポリシーをユーザーごとに管理できるようになり、動的なリスク軽減が可能になります。 CrowdStrikeの共同創業者兼最高経営責任者(CEO)であるジョージ・カーツ(George Kurtz)は、次のように述べています。「データ損失防止におけるイノベーションは乏しく、これまでのレガシーツールで侵害を予防することは全くできていませんでした。その一方で、データがどのようにアクセス、使用、共有、保存されるかに関しては、エンドポイントが焦点となっています。CrowdStrikeは、デバイスやユーザーアイデンティティに加えて、今回の買収により、ユーザーがアクセスし使用するデータでもゼロトラストを実現することで、エンドポイントベースのデータ保護の新たな標準を打ち立てます」 SecureCircleの最高経営責任者(CEO)、ジェフ・カポネ(Jeff Capone)氏は次のように述べています。「CrowdStrikeの一員になれること、また、クラウドベースのエンドポイント保護の業界リーディングソリューションと、SecureCircleの革新的データ保護ソリューションを統合できることを喜ばしく思います。現代の企業にとっては、エンドポイントがすべてです。機密データを保護するための当社のクラウドネイティブな手法と、CrowdStrikeの業界トップのゼロトラストエンドポイントセキュリティを組み合わせることで、お客様はあらゆるレベルのエンドポイントでゼロトラストを実現できるようになります」 ジェフ・カポネ(Jeff Capone)氏とアルテム・ツァイ(Artem Tsai)氏によって2016年に創設されたSecureCircleは、フリクションレスなデータセキュリティこそがお客様にとってのビジネス価値を生み出すという信念の下、エンドユーザーに影響を及ぼすことなく、ランサムウェアによる流出などの侵害や内部脅威からデータを継続的に保護します。SecureCircleは、複雑で後手後手の手法に頼らず、転送中、保存中、さらには使用中のデータを永続的に保護します。 CrowdStrikeの最高技術責任者(CTO)、マイケル・セントナス(Michael Sentonas)のブログ(英語)もご覧ください。 *出典:これは、IDCのデータに基づくCrowdStrikeの推定です。「IDC、Worldwide Data Loss Technologies Forecast(データ損失防止技術に関する世界的予測)、2021-2025:Digital Transformation Tools Applied to the Data Protection Task(データ保護タスクに適用されるデジタル変革ツール)」、2021年10月 書類番号US48288521、「IDC、Worldwide Endpoint Encryption and Key Management Infrastructure Software Forecast(エンドポイント暗号化と主要な管理インフラストラクチャソフトウェアに関する世界的予測)、2019-2023」、2019年5月 書類番号US44773019。CrowdStrikeは、これらの調査から得られた情報の妥当性、公平性、正確性、完全性に関して、独自の検証を行っておらず、また表明も行っていません。 ※この資料は、米国時間2021年11月1日に発表されたプレスリリースの抄訳です。 CrowdStrikeについて CrowdStrike Holdings Inc.(Nasdaq:CRWD)は、サイバーセキュリティのグローバルリーダーであり、セキュリティ侵害を阻止するためにゼロから構築したエンドポイント・ワークロード保護プラットフォームにより、クラウド時代のセキュリティを再定義しています。CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、軽量なシングルエージェントによるアーキテクチャで、クラウドスケールの人工知能(AI)を活用し、リアルタイムで組織全体の保護・可視化を提供するとともに、ネットワーク内外でエンドポイントやワークロードに対する攻撃を防止します。独自のCrowdStrike Threat Graph®を採用したCrowdStrike Falconは、世界で最も高度なセキュリティデータプラットフォームのひとつとして、世界中から取得した1日あたり約1兆件のエンドポイント関連イベントをリアルタイムで相関分析しています。 CrowdStrikeが提供するクラウドネイティブのFalconプラットフォームは、お客様の環境の保護機能とパフォーマンスを高め、短期間で価値を提供します。 CrowdStrikeについて覚えておいていただきたいことはただ1つですー「We Stop Breaches」 Falcon Prevent™の無料トライアルが可能です。 詳細はこちら: https://www.crowdstrike.jp/ ソーシャルメディア: Blog: https://www.crowdstrike.com/blog/ Twitter: https://twitter.com/crowdstrike © 2021 CrowdStrike, Inc. All rights reserved. CrowdStrike、Falconのロゴ、CrowdStrike Falcon、CrowdStrike Threat Graphは、CrowdStrike, Inc.が所有するマークであり、米国および各国の特許商標局に登録されています。CrowdStrikeは、その他の商標とサービスマークを所有し、第三者の製品やサービスを識別する目的で各社のブランド名を使用する場合があります。